キャットタワーを買うとき、突っ張りタイプにするか、据え置きタイプにするか…種類も豊富でとても悩みますよね。
突っ張り型の方が安定性が高いかな?
据え置き型の方が丈夫かな?
などなど、デザインも大切ですが、「ぐらつかない・倒れることがないタワーかどうか」というのが一番気になるポイント。
大切な猫ちゃんのためにも、安全な猫タワーを選んであげたいですよね。
ここでは、突っ張りタイプのキャットタワーと据え置きタイプのキャットタワー、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
どちらがどんなお家に合うのか、参考にしてみてください。
キャットタワー突っ張りタイプについて
|
突っ張りタイプのメリット
突っ張り棒型のキャットタワーの良いところは、スリムで場所を取らないタワーを選べるところですよね。
そして、スリムでもしっかり固定されているので倒れる心配がなく安心なのも良いところです。
木登りが出来るタイプのタワーもあり、活発な猫ちゃんには良い運動になってストレス解消できます。
突っ張りタイプのデメリット
固定がちゃんと出来ていないと倒れてしまう恐れがあるのが一番のデメリットです。
高さがありますし、天井に突っ張るための板も付いているので転倒するととても危険ですよね。
天井が弱いとすぐに緩んでしまうので、しっかり固定できる位置を探さなければなりません。そして、定期的に締め直しをする必要があります。
突っ張り型のタワーは軽いものが多いので、少し緩むとすぐ倒れてしまう危険があるんですね。
また、天井に凹みや傷がつく場合もあるので、賃貸物件ではややリスキーです。
天井の高さに合うタワーを探すのも少し大変ですね。
ギリギリの大きさのタワーを買ったら入らなかった…という声もあるので、購入前に製品のレビューなどで使えるか確認が必要です。
突っ張りタイプが向いているおうち
突っ張り型のキャットタワーは、ちゃんと固定できるかどうかで、安定性が変わってきます。
なので、天井のどの位置に梁があってカッチリ固定できるかわかる、定期的に緩みチェックできるおうちに向いています。
突っ張りタイプは避けたほうがよいおうち
天井板が押すと動く、固定できそうな固い部分に設置できない場合は、突っ張ってもすぐに倒れてしまう危険があるので突っ張り型は避けたほうが良いです。
また、跡が付く可能性を考えると、賃貸では避けたほうが安心だと思います。
◎突っ張りタイプのタワーについて、使うときの注意点などより詳しい説明はこちら↓
キャットタワー据え置きタイプについて
|
据え置きタイプのメリット
据え置き型は、置き場所を突っ張り型より自由に決めることができるのが良いですね。
置くだけなので設置もそれほど大変じゃないですし、家を傷つけることもないので賃貸でも安心です。
大型猫でも安定して使える丈夫なタワーがあるのも嬉しいポイントです。
据え置きタイプのデメリット
突っ張りタイプに比べて、場所をとるサイズのものが多いのがデメリットのひとつ。
スリムタイプもありますが、土台がしっかり重いものを選ばないと、猫ちゃんのパワーによってはぐらぐらしたり倒れる危険もあります。
また、倒れないように重たい作りになっているので、特に大型のものは一人で動かすのは大変です。
重い子やパワフルな子が使い続けていると、支柱が曲がったり折れたりする可能性もあるので、こちらも定期的に緩みや曲がりをチェックする必要があります。
据え置きタイプが向いているおうち
突っ張りタイプが向いていない、賃貸物件・突っ張る場所がないお家は、据え置きタイプの方が良いですね。
大型の猫ちゃんがいる場合も据え置きの方が対応したキャットタワーがあるので安心です。
シニア猫ちゃんも怪我をしないように低めの据え置きが良いと思います。
据え置きタイプは避けたほうが良いおうち
据え置き型は、こういう所だと危ない!ということがほとんど無いので、特に向いてないおうちはありません。
ただ、極端にお部屋が狭くて、成猫なのに子猫用の小さいタワーしか置けない場合は転倒の危険もありますので、突っ張りのスリムタワーか家具で段差を作ってあげる方が良いでしょう。
◎据え置きタイプキャットタワーについて、より詳しい説明はこちらです↓
キャットタワーの選び方のポイント
それぞれのタイプのメリットとデメリットを見てきましたが、あなたはどう感じましたか?
- 突っ張りが丈夫そうで欲しかったけど、うちの環境ではちゃんと固定できなそうだから据え置きにしようかな?
- 据え置きにするつもりだったけど、突っ張りを置けそうな場所があるからスリムな突っ張りタイプにしようかな?
など、環境と照らし合わせて考えてもらえると嬉しいです。
さらに安全なタワーを選びたい場合は、
- 突っ張りタイプを選ぶなら柱が2本あるタワー
- 据え置きタイプなら柱が4本あるもの
また、突っ張りタイプでも据え置きタイプでも、キャットタワーを選ぶ大事なポイントは、猫ちゃんの体重や性格に合ったものを選ぶこと。
5キロ以上の大きい子やパワフルな子なら、大型猫用の丈夫な製品を。高い所やジャンプの苦手な子、シニア猫など足が弱い子なら、段差が低く登りやすいシニア用のタワーもあります。
おもちゃが好きだからおもちゃ付きがいい!
ゴムの紐を食べちゃうかもしれないからおもちゃは無いほうがいい。
など、「うちの子に合う・合わない」というポイントをチェックしていくと決めやすいと思います。
ただ、そうやって一生懸命考えて買っても、猫ちゃんの好みに合わない場合もあるので…(^.^;
深く悩みすぎず、合いそうなものをひとつ買ってみるのが良いと思います。
そこでお気に入りの部分や気に入らなかった部分、飼い主的に困った部分などチェックして、買い替えのときに活かしていきましょう。
さいごに
キャットタワーって気軽にポンポン買うものではないので、本当に悩みますよね。
でも、据え置きか突っ張りかは、設置やこまめなチェックができるかどうかで決めることができるので、この記事が参考になると嬉しいです。
個人的には、初めてのキャットタワーで無難なのは据え置きタイプのタワーだと思っています。
突っ張りは安全に使える環境が決まっているのでちょっと難しいかもしれませんね。
うちの子は木登り大好きなので突っ張りの木登りタワーを置いてあげたいのですが、設置できる場所が無く諦めています…。なので私が木の代わりに登られていますよ(笑)
あなたは環境と猫ちゃんのタイプに合った良いキャットタワーに巡り会えますように♪
- こちらもよく読まれています