最近、深夜にパソコン作業をする機会が多くなって、普通のキーボードではタイピング音がうるさく困っていました。
そこで打鍵音の静かなキーボードを探したところ、おすすめ商品として『エレコムのTK-FCM090SBK』が紹介されているのを発見。
有線でテンキー有のフルサイズキーボードが欲しかったのでちょうど良いと思い購入してみました。
2週間程度実際に使ってみて感じたことをレビューとしてまとめておきたいと思います。
エレコム静音キーボードTK-FCM090SBKレビュー
外観や接続について
箱から出した第一印象は、薄い&思ったより横長でした。キーは平らで浅め、ノートパソコンのキーボードのような見た目です。
今まで使っていたキーボードはメインのキーとテンキーの間が短かったので、ちょっとテンキーが遠くなって使い勝手が違う感じ。
スマートなデザインなので、デスク回りがすっきりしたように見えます。黒だからか、お安いお値段のわりにチープさも感じません。
キーボードの奥側が少し高い形(横から見ると靴のヒールみたいな感じ)で、さらに折りたたみできるツメで高さ調整できるようになっています。
ケーブルの長さも1.5mと十分で、私の使用環境では少し長めなくらい。接続はUSBを挿し込むだけで自動的に使えるようになるのでとても簡単でした。
タイピング音の静かさについて
無音まではさすがにいきませんが、通常のキーボードと比べたら驚くほど静かです。びっくり!
トットッというような低い小さな音がなりますが、日中様々な音が鳴っている環境ではほとんど気付かないレベル。深夜のシーンとした部屋でも気兼ねなくタイプできるくらいの小さな音です。
なのでドアを開けっぱなしの隣の部屋に家族が寝ていても起こしたりしません。こうして今打っているのも家族が寝静まった時間ですが、起こすどころか向こうのイビキで打音がかき消されるくらいです(笑)
力いっぱいタイピングすると多少音は大きくなりますが、それでも普通のキーボードのカチャカチャ音みたいな鋭い音じゃないので耳障りには感じません。
ただ、エンターだけ少しカチャっという音が出がちなのが気になります。優しく押せば大丈夫ですが、勢いよくターンとするとそこそこ大きめな音が出るので注意して使おうと思います。
あと、F1~F8のキーを押すとき、うっかり上のマルチファンクションキーに指が引っかかるとカチャっと大きめな音が出てびっくりします。特にF1の上の電卓のキー。他はそんなでもないのですが、電卓ボタンだけやたらカチャついてます。
打鍵感・打ちやすさについて
キーの押し心地は、キーストロークが深いキーボードとノートパソコンのキーボードの中間~やや深め寄りくらいな感触。メンブレン方式という、キートップをラバードームで支えているタイプだからなのか、思ったよりしっかりめに押す感じですね。
私は軽いタッチより重めのキータッチが好きなので嬉しいポイントです。
ただ、なるべく静かに打とうと優しく押しすぎると反応しないことも。長時間使っていると疲れやすくもありますね。
キーの配置はスタンダードなので、慣れれば使いやすいと思います。個人的にはもう1mmくらいキーピッチが広いと良かったかな。
以前使っていたキーボードより若干キーピッチが狭いのか、今はまだ時々タイプミスをしたりエンターを押すつもりがその奥の何もないところをドンッと叩いちゃったりします(^-^;
こればっかりは慣れなので、どんどん使い込んで指に覚えさせないとですね。
さいごに
私はキーボードのタイピング音が結構好きで、キーストロークも深い昔ながらのキーボード!という感じのものが使いやすいので、十数年前のデスクトップパソコンに付いていたキーボードをずっと愛用してきました。
なので慣れ親しんだ打鍵感から離れるのは少し寂しくもありますが、夜間作業したいときに音が出ないのはとても助かります。
静音キーボードはこれが初めてなので他との比較はできませんが、これ以上静かなキーボードがあるのか?というくらい小さな音で本当に驚きました!時代は変わっているんですね…。
慣れるためにも、前のキーボードは封印してこちらをガンガン使っていこうとおもいます。
また、防水設計ではないものの、メンブレン式なのでラバーが接触部を多少保護している&液体をこぼしても裏から排水できる作りになっているので少し安心感がありますね。
飲み物をこぼすことは滅多にないと思うのですが、猫ちゃんがキーボード上にゲロっとしちゃったことが一度あって…それ以来ちょっと心配で(笑)
あとは耐久性がどのくらいかですね。今のところは何の問題もなく使えていますがどのくらいもってくれるかな?いつかダメになったらココに記録しにきます。
音の静かなキーボードを探しているなら、お値段も安いですし一度試してみることをオススメしますよ♪
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