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キャットタワーは突っ張りなら倒れることない？メリットや注意点。

2019.07.21

キャットタワーを初めて買うとき、突っ張り型や据え置き型、デザインや高さなど様々な商品があり悩んでしまいますよね。

中でも気になるところは、「ぐらつかないかどうか」などの安定性だと思います。猫ちゃんが安全に楽しく遊べるものを買ってあげたいですもんね。

その点だと、天井にしっかり固定するタイプの突っ張り棒型猫タワーのほうがぐらつくことなく使えるのではと感じると思います。

ですが、実際に使ってみると設置の場所や商品のタイプによっては「思ったよりぐらぐらする？」という場合も。

ここからは、突っ張り型のメリットと注意点を挙げながら、自分の家に合ったタワーの選び方を説明していきます。

突っ張りタイプについて

まず、突っ張りタイプのメリットを見ていきましょう。

突っ張りタイプのメリット

  • しっかり固定されていれば、猫が勢いよく昇り降りしても倒れにくい。
  • 高さがあるので高い所が好きな猫ちゃん、木登りがすきな猫ちゃんのストレス解消になる。
  • 据え置きよりスリムで圧迫感の無いタワーも選べる。

突っ張り棒タイプは、上下が固定されている分据え置きよりも倒れる心配が少ないと言われています。

エネルギーの塊のような猫ちゃんが走り回るには、しっかり固定されている突っ張り型のほうが安心です。

高さがあるものも多く、より高い所へ上りたがるにゃんこには喜ばれますよ。

飼い主的にはスリムで場所を取らない商品があるのも魅力の一つだと思います。狭い部屋でも圧迫感なく設置できるのは嬉しいですよね。

ただ、これは本当に「しっかり固定できている」場合に限っての話。

突っ張り棒を設置する場所や、タワーの品質によっては倒れる危険性もあるんです。

突っ張りタワーが倒れる原因とは？

①天井が凹んで緩みがでてしまう

梁の部分など、固くて凹んだり曲がったりしない部分に突っ張りを取り付けられるなら良いのですが、それ以外の部分に取り付けてしまうと、天井自体が変形して緩みが出てしまう可能性があります。

緩みにすぐ気付いて対処出来ればいいのですが、そうでないと猫ちゃんが乗ったり降りたりする勢いでタワーごと倒れてしまうかもしれません。

きつく締め直すにしても、木の板や石膏ボードなど、天井は弱い素材で出来ている事が多いので、押されて凹んだり最悪穴があいてしまったりするんです。

これは耐震用の突っ張り棒も同じで、実際震災時に穴があいて家具が倒れたなんて話も聞きました。

こうなってしまうと、安定性が高いとは言えません。

むしろ背が高い分、倒れた時にとても危ないので、梁の位置に設置出来ない場合は据え置きタイプにしておいた方が安全かなと私は思います。

賃貸だと特に天井に傷や凹みがついてしまうとマズイですから、注意が必要です。

②タワー自体が曲がってしまう可能性が

突っ張り型キャットタワーでも一本の柱のものは強度が弱く、激しく昇り降りしていると曲がってしまったり折れてしまうことがあります。

体が大きい子（体重5㎏以上）や、激しい遊び方をする子だと特に負荷がかかって折れやすくなってしまいます。

ちゃんと固定できていても柱自体が曲がってしまうと結局倒れる原因となって危険です。毎日変わりないかチェックして、少しでも曲がってしまったら交換すると安心ですね。

突っ張りタイプを使う時の注意点

設置する天井が丈夫かわからないけど、突っ張り型が設置したいという場合は、なるべく強固にする工夫が必要です。

たとえば、突っ張り棒と天井の間に、突っ張る部分よりも大きいサイズの薄い板を挟むと、支える面積が広がって強度が上がります。

力が分散するので凹みや跡もつきにくくなります。といっても絶対変形しないわけではないので、賃貸などでは自己責任でお願いします。

定期的に緩みチェックをして締め直していれば、使っていくこともできます。が、過信は禁物です。

突っ張り部分に滑り止めが付いていない商品の場合、滑り止めマットのようなものを挟むのも、ズレを防ぐにはいいですね。

しっかり梁の部分を調べて固定する場合でも、↑こうした粘着マットを上下に挟んでおくとより倒れにくく安定するので良いと思います。

このように十分補強をしたうえで、最低でも週一程度は緩みが無いか点検するようにしていきましょう。

軸が折れてしまう事に関しては、できるだけいいお値段のキャットタワーを選ぶことが一番ですね。やっぱり、お安いものは耐久性も低めなことが多いので、倒れると危ない突っ張り型に関しては安全重視で良いものにしてあげると良いと思います。

商品のレビューなどで、飼っている猫ちゃんと似た体重の子が使ってどうなのか？をチェックしてみるのも大切です。

また、1本の柱ではなく、ツインポールの製品を選ぶとより安定性が高まりますよ。

ダブルの柱なら、片側が緩んだり曲がったりしても、もう一方が支えてくれるので突然倒れるようなことにはなりませんから安心ですね。

以上を踏まえて突っ張りタイプが向いているのは

万が一天井が傷ついても大丈夫
梁にしっかり固定できる
定期的に状態チェックできる
高さが欲しい
活発な猫ちゃん（出来れば2本柱）

このような条件のおうちになります。

私個人と感想としては、マメにチェックするのが難しい場合や賃貸に住んでいる場合は突っ張り型より据え置き型の方が安心して使えると思いますよ。

さいごに

突っ張りタワーの敵は緩みと軸の変形です。

できるだけの補強をしてがっちりと固定して、定期的に点検をしていれば安全に使うことが出来ますよ。

ツインポールが理想ですが、少し強度が弱い1本柱のタイプでも、ちゃんとチェックして曲がったらすぐ交換ができるなら大丈夫です。

外出して帰ってきたらポールが倒れていた！なんてこともあるので、猫ちゃんのお留守番が多い場合は特に気を付けておきましょう。

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